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水木しげる先生の「のんのんばあとオレ」は必読です!舞台は昭和初期の鳥取県境港市【漫画感想】 #子どもに読ませたいマンガ

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「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などでおなじみの水木しげる先生の幼少期を描いた作品。
一時はNHKで実写版が夏休みによく放送されていたそうです。

舞台は昭和初期の鳥取県境港市。
水木少年は体が大きく大食漢、そして、地域のガキ大将になったりと結構破天荒で自由な子どもでした。
でも、絵を描くこととともに人間の生死や不思議なことにも興味津々。
その不思議についていつも水木少年に語っていたのが近所のおばあさん「のんのんばあ」でした。
近所の寺に飾ってある地獄絵を一緒に見に行ったり、
不思議なことがあると、これはどんな妖怪の仕業か…など優しく懇々と語ってくれる。
それが後々の作風につながっていくわけです。

そして当時は今のように医療が発達もしていないし、皆が等しく受診できるような世の中でもなかったこともあり、
もっと死というものが身近でした。
さらに、貧乏からくる子どもの将来の自由は今よりも狭く厳しいものでした。

楽しい出会いだけではなく、子どもの力ではどうしようもない哀しい別れ。
今の子どもたちにはこのような濃厚な体験はなかなかできないのではないでしょうか。
でも、こういったことを経験し、解釈することで、生きる力のある人間になっていくのではないかなぁ…と思います。
水木少年は、のんのんばあと一緒にこういった経験をを乗り越えていったのです。

せめて読んでみて、色々と感じて欲しいなぁ…と思う作品です。