ガンダムシリーズには『ハロ』と呼ばれるマスコットロボが登場します。ガンダムは知らなくても、ハロは見た事がある人も多いのでは。その中でも00シリーズに登場するHAROが気にいっています。一言であらわすならグレたハロでしょうか。
黒紫のボディ、赤く釣り上がった瞳、乱暴な口調。「シャアネーナ」「シラネーヨ」「ダレダ、テメェ」など。ハロとは思えないほど口が悪い。当初アニメで観ていた時は衝撃的でしたよ。勝手に「ハロ=良い子」だと思い込んでいたものですから。
そもそもロボットがグレるなんて発想がありませんでした。もともと、ああいう性格にプログラムされていたのかも知れませんが。それにしても他のハロと比べてギャップがすごい。
お利口さんなハロも可愛くて好きですが、ツンツンしているHAROも反抗期の息子を見ているみたいで微笑ましいですね。ネーナとの掛け合いは兄妹喧嘩みたいで、観ていて楽しかったです。贅沢を言うなら、もっとHAROを掘り下げて欲しかったですね。