」で便利でお安く。過保護のカホコは勉強させられた作品。
「過保護」というのは、今の日本の子育て法の問題点であると私は感じていて、それに関して、フィクションのドラマではあるけれども、過保護の実態を描いたドラマが放送されたのは、影響を受けた視聴者もたくさんいると思います。
特に、お母さん役の黒木瞳さんと、お父さん役の時任三郎の演技が絶妙で、それを他人の竹内涼真さんが、カホコの家庭を客観視して、指摘するというところがとても見所だと思います。自分の家庭の変なところは自分ではわからないので、きっと誰かに指摘してもらった方が、自分の家庭がドライなのか、過保護なのか、平均的なのかが分かるのだと思いました。
また、カホコのおばあちゃんもとても器が大きく、常に仏のように家族を見守っていて、なのにもかかわらず、自分の悩み（病気を抱えていたこと）は誰にも打ち明けられずという設定で、家族内の距離感も勉強になりました。
最近のドラマは社会問題に問いかけるような内容のものが多い気がする（例えば「民衆の敵」など）ので、ドラマを多く見ることも勉強につながっているなと感じます。なので、これからも1月からまた新ドラマが開始されますが、できる限り見ていきたいなと思っています。
