コウノドリ。毎回号泣していました。
コウノドリ。第一シリーズから欠かさず見ています。始まる前から楽しみにしていました。
第二シリーズは登場人物も成長した印象。頼りなかった産科の下屋も新生児科の白川も、それぞれの経験を積んで失敗や挫折をしながらもたくましくなっていました。
物語は1話1話テーマがあります。産後うつ、妊娠中のがん発覚、お腹の赤ちゃんとの別れ、出生前診断などなど…どれもなかなか正面をきって取り上げられるものではなく、ストーリーの中でものすごく丁寧に、リアリティーをもって描かれているのがすごいと思います。
どの俳優さんも演技がとても上手く、引き込まれました
。聴覚障害の妊婦を演じた志田未来さん、甲状腺の病気で亡くなってしまう役の福田麻由子さん。妊婦さんが演じられる年齢になったのだな…としみじみしてしまいました。
私も2人の子どもを持つ母です。ドラマを見るたびに自分と重ね合わせいろんな形の出産、そして子育てがあるということをあらためて感じました。
誰かの無責任な言葉に振り回されなくて良い。理想通りに、思い描いた通りにならなくても何とかなる。
日々の生活に没頭していると、どうしても視野がせまくなってしまうから。今育児をしているひと、その家族、これから家族になるひと、学生さんや子どもたちにもぜひ見て欲しいと思うドラマです。いっそのこと、保健体育の教材にして欲しいくらい!
どんな人が見ても、それぞれの視点できっと得られるものがある気がします。