「恋は雨上がりのように」6巻 眉月じゅん・著
足をケガした時の悪夢にさいなまれた上にカサを忘れて雨に降られてしまったあきらに、そっと声をかけて助けたのは店長でした。少ないセリフで物語は進んでいくのですが、最後にあきらに初めて声をかけた時のことを店長がハッと思い出すシーンは、胸がジーンとしました。
そして、あきらとユイちゃんがクリスマスに向けて手編みのマフラーに挑戦するエピソードは、すごく和みました。無邪気で元気いっぱいで明るくて単純だからこそ、あきらのような少しとっつきにくい女の子ともすぐ親しくなれてしまうユイちゃん。でも実はけっこう繊細な子なんじゃないかなと想像します。ユイちゃんには誰よりも幸せになってほしいと願います。
また、グラグラ煮え立った鍋から吉澤くんが飛び出すところでは、大爆笑してしまいました。面白すぎます。バカっぽいけど愛すべきキャラクターの吉澤くんが大好きです。
陸上と恋とバイトと、どれを優先するかで揺れるあきらが、次巻でどのような結論を出すのか気になるところです。
☆今日のブログ飯(まどか☆マギカ2のために遠征)
ゲームのネタによくあるボツネタが集まってできた世界のお話。ボツの世界をより良い世界にするために選ばれた長靴の戦士「ピノとピピ」がボツコニアンの取扱説明書「トリセツ」とともにボツコニアンの世界を冒険し、魔王のもとへ目指すというストーリーです。
感想・書評「ここはボツコニアン3 二軍三国志:宮部みゆき」ネタバレ注意・ゲームのネタによくあるボツネタが集まってできた世界のお話(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。