「恋は雨上がりのように」2巻 眉月じゅん・著
主人公である女子高生のあきらが恋をしたのは、さえない中年男性であるバイト先のファミレス店長でした。1巻のラストで店長に告白したあきら。突然の出来事に驚いた店長が悶々と考えた結果、これはドッキリなのではないか、という考えに至ったのには思わず笑ってしまいました。
その後も、世代が違うし考え直した方がいいと至極まっとうなことを言う店長。そのどこまでも理性と健全さを失わない態度が、妙に魅力的に見えてしまうのは私だけでしょうか。芥川龍之介の「羅生門」になぞらえて物語が進み、美しい文学作品を読んでいるような不思議な錯覚に陥りました。
そして店長との初デートにこぎつけるあきらですが、同じ職場の加瀬ともデートしなければならなくなります。映画を見てお茶をするという全く同じパターンのデートを2度繰り返すあきら。大学生の加瀬との方が自然な組み合わせなはずなのに、断然店長との恋愛の方を応援したくなるような展開が見事で、引き込まれました。
ありがとう寄稿。
かのDISNEYの新作という事で上映前から話題沸騰、上映後も圧倒的人気を誇り、ロングラン上映を行っていたズートピアであるが、その人気は一体何処にあったのだろうか。
映画感想レビュー「ズートピア」評価ネタバレ注意・ストーリーも子供が楽しめるだけでなく、実は人種差別であったり深いメッセージ性。 #MOVIE - みんなの芸能ブログ。