衝撃的だった唯一の朝ドラ「純と愛」
内容紹介や簡単なあらすじ。
子供のころ、小さなホテルを経営していた祖父のもとで育った純は、いつか夢の国とも言えるホテルを作りたいと願っていた。大阪の一流ホテルで修行中、のちの夫となる愛と出会う。しかし、愛は病気により意識不明となる。そして、最終回。愛の思いに共感した友人らとともに、ホテルの開業の準備が進む中、純は愛をずっと見守り続ける。
好きだった出演者や登場人物、キャラクターに関して。
純は一直線に生きる人で、男女問わず、その生き方に共感を感じた人が多かったと思います。正直、これを見事に演じきった夏菜さんに、これほど演技力があると思っていませんでした。このドラマ、宮里羽純さん演じるチュルチュルちゃんとか、脇役が個性的すぎて、おもしろかった。石倉三郎さんのオカマ役が見事にハマっていて、衝撃!
最終回を見ての感想、終わって感じたことなど。
最終回をめぐり、これほど賛否両論を巻き起こした朝ドラは、かつてなかったのではないでしょうか。朝ドラを長年見てきた中高年は戸惑い、若い人は批判が噴出という現象が見られたようです。脚本がNHKに似つかわしくない(?)遊川和彦さんということで、当初から話題を集めた作品でした。最終回、私はあれで良かったのだと思います。最後に純が海に向かって叫ぶシーンを見て、宮沢賢治の「雨にもマケズ」を思い起こしたのは、私だけではないと思います。自分の生きたい姿、固い決意を大声で叫ぶシーンを通して、遊川さんの言いたかったこと、ちゃんと伝わったと思います。
ありがとう寄稿。
ジプシーと呼ばれる放浪の民がいることをご存じでしょうか。彼らは定住することなく、世界各国を放浪して生活する人々でした。しかし、国や国境という概念が定着にするにつれて、徐々に彼らは招かれざる人々として差別の対象になっていきます。
感想・書評「ジプシーを訪ねて:関口義人」ネタバレ注意・彼らは定住することなく、世界各国を放浪して生活する人々でした(レビュー)。 #読書 - みんなのブログ。