ワンピース-ONE PIECE第782話「悪のカリスマ」(尾田栄一郎)
簡単なあらすじ。
ドフィとルフィの覇王色の覇気がぶつかり合います。トレーボルの回想から、もともとドフィは幼少時に四人の最高幹部に拾われ、悪のカリスマとして「全てを肯定される」という歪んだ育てられ方をしていたことが分かります。ローに挑発され、トレーボルはドフィの制止も聞かずローに杖を振り上げますが、ローの技「ステルベン」で反撃に合いました。怒ったトレーボルは可燃性のベトベトに火を放ちました。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
トレーボルの体が実はとても細身だったことがわかりました。ルフィの武装色を纏ったパンチが貫通したのは、本体に当たっていなかったからなんですね。また、回想にでてきた幼少時のヴェルゴの頬に食べかけの焼きそばパンがくっついているのに笑いました。ドフィと最高幹部は年齢が近いと思っていたのですが、実はドフィが最年少で、イトイトの実も元はトレーボルにもらったものでした。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
ドフィとルフィの戦いは見ていてワクワクします。ドレスローザ編が始まってから、ドフィの国民に対する非道な行いが描かれる一方で、両親や実弟であるコラさんへの複雑な思い、ファミリーとの信頼関係などが描写されてきました。「出生が狂気を育み、運命が怒りを呼び」というトレーボルのセリフが、ドフラミンゴという人物の「ダークヒーロー性」を一言で表している気がします。
次回の展開予想や希望や想像など。
またもローの生死が危ぶまれる状況で来週への引きとなりました。流石にもうローが死ぬ心配はないと思いますが、トレーボルの自爆でローが退場し、次回はドフィとルフィのタイマン勝負になると思います。戦いの中で、ドフィの口からコラさんに対する本心などが語られると嬉しいですね。境遇が違えば、ドフィもここまでの悪人にはならなかったと思うので、ドフィもクロコダイルのようにライバルポジとして生きててほしいです。