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相棒13第13話「人生最良の日」ドラマ感想&あらすじ・ドラマの真骨頂は、事件の後ろ背中合わせにいる人物の人間模様の描き方の鮮烈さ…(ネタバレ注意)。 #DRAMA

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ドラマ相棒13第13話「人生最良の日」1月28日放送

ドラマ相棒13第13話「人生最良の日」1月28日放送です。
このドラマの真骨頂は、事件の後ろ背中合わせにいる人物の人間模様の描き方の鮮烈さだと思うのですが、今回も事件と全く関係無い者同士が年月を越えて繋がっていくところに面白味がありました。

事件の犯人でもなく犯罪も犯してない人妻が、長年虐げられていた夫の突然の自然死から、今しかない!と思い立って、自宅金庫のお金を鞄に詰めて家を飛び出し、昔大ファンだった落ちぶれた歌手と一芝居打ちます。最後に人妻が杉下に「今までこんなに生きてる事を実感出来た日はなかった」と嬉しそうに打ち明けます。人妻のやったことは誉められた事ではありませんが、結婚してから初めて自分の意志で行動出来た事、つまり抑圧されてたのを解放出来た事に対して喜ぶ様子に一瞬同情してしまいます。ドラマの中の人妻は女や嫁は我慢して当然という世代から、女や嫁も意志と権利を持っているという世代の間の世代です。もちろん先の世代の価値観は、女の地位が低い頃の価値観を押し付けられていたものなので、昔の女性やお嫁さんはよく我慢していたなと痛感しました。この人妻がどうなったかはドラマでは描かれていないのですが、同じ女性としてこの人妻は許されて欲しいと思いました。