「借りぐらしのアリエッティ」の世界
ずっと見たいと思っていた宮崎駿監督の「借りぐらしのアリエッティ」をDVDで見ました。元々ジブリの映画は大好きで、アニメなのにあんなに引き込まれる世界は他にはないと思っています。
「借りぐらしのアリエッティ」では小人が人間の住む場所にこっそり住処を作り、日用品やお砂糖などを人間の家からこっそり取っていきます。
小人といえば、童話などで馴染みはありますが、本当に現実的なお話では出てこないですよね。この映画では、現実にもありそうな人間の生活の中で小人に出会えます。
床下にアリエッティの家があるのですが、インテリアがとてもオシャレなんです。ハギレで作った掛け布団やドールハウスにあるような食器や家具が可愛らしいです。外の景色は見えず開放感はないですが、殆ど隠れ家なのに温もりを感じる部屋に描かれていて、私も生活してみたいと思ってしまいました。
映画のもうひとつの見所は、アリエッティと男の子の出会いです。病気で療養中の男の子ですが、穏やかでアリエッティを思いやる優しい所にときめきます。
男の子に見つかった時の顔を真っ赤にするアリエッティは、見つかった焦りだけじゃなく、恋心に近い気持ちも芽生えたんじゃないかとドキドキしながら見ました。