面白い漫画を教えてください。

色々な「面白い!」を発信します。

スポンサーリンク

夏色キセキ第4話「ユカまっしぐら」感想&あらすじ・十代の女の子4人グループの思春期特有の人間関係の内側を自然な形で描いている…ネタバレ注意。 #ANIME

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

夏色キセキ第4話「ユカまっしぐら」

テレビ番組の改変期と仕事の区切りが違うので第一回から視聴する事は少ないが、夏色キセキは珍しく第一回から見ている。MXテレビでは金曜の24:00からなので、仕事から帰宅して家事を終え落ち着くと始まるという感じ。
アニメ(いわゆるアキハバラ系)が苦手な人でも楽しめると思う。十代の女の子4人グループの思春期特有の人間関係の内側を自然な形で描いている。始まった当初から、「ひと夏のキセキ」と期間を区切っているのも面白い。放送期間と一季節の長さがリンクしている気がして不思議なリアリティがある。

4回見ていて思うのは、約30分の放送時間の中で特別大きな出来事が起こるわけではないが、毎日を全力で生きていると直面する小さいけれど大切な人間模様を繊細に描いていて、引き込まれるということ。舞台が都心ではなく自然豊かな郊外というのも、アニメーションの色彩が生きて良いと思う。画面からマイナスイオンが出ているような感じだ。
世界の終わりやら選ばれた少年少女がどうのこうのという物語は刺激的だが時として疲れる。せっかく時間と労力を費やすのだから、テレビを見るときくらいは穏やかな気持ちになりたい。
現実からかけ離れた物語が増える中、日常生活に追われて見逃しがちな些細な出来事をアウトプットする方が難しいのかもしれない。
夏色キセキは一見素朴な物語だが、人見知りしない隠れた名作だと思う。