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月の子・全13巻/最終回感想ネタバレ注意!チェルノブイリで爆発を防ぎに行ったショナが、瀕死の状態の中…(あらすじ)。

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月の子 主人公ではないカップルの結末に涙。

文庫の漫画で購入した「月の子」
文庫漫画なので、普通のコミックより話が長いですが、本の中盤からラストにかけては、夢中で読みました。
女性としての美しさを誰よりも十分に持っているベンジャミンに、多少ながらの嫉妬の心を持ちながらも、支えるセツ。そしてベンジャミンに夢中なショナに恋してしまったコトで、苦しむセツ…。

タマゴを産む為に女性にもなれず、兄弟のベンジャミンへの嫉妬を隠しながら立ち回るセツを見ていると、主人公のベンジャミンより、そちらを応援したくなりました。そして、そんなセツにショナも心を開けていき、その気持ちに答えようとするショナ…。もう、ほんと、女性化していないセツとショナがベッドインした時は、ちょっと切なさも残していましたが、なんだか嬉しかったです。
ラスト、チェルノブイリで爆発を防ぎに行ったショナが、瀕死の状態の中、とうとう女性化したセツの姿を夢中になっていたベンジャミンと勘違いして、誰よりもセツを守りたいと言い残して死んでいく様が、本当に切なく名残惜しい気持ちになって泣きました。せっかく両想いになれたのに…。
主人公の恋よりも断然こちらを応援してしまいました。