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団地ともお 第60回「大人の階段をふみ外せともお」感想&あらすじ・島田の住む29棟に明るい笑い声が響いた…ネタバレ注意。 #アニメ

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団地ともお 第60回「大人の階段をふみ外せともお」ほか 9/13 9:30~

同回放送の『花のつぼみが教えてくれたよともお』がとても心温まる話だった。
子どもと引退した世代の大人との交流を通して、大人が抱く思いが「団地ともお」らしくあたたt角、ささやかに描かれている。子どもの頃は周囲の大人たちの言うことが理解できなかったが、それなりの年になってくると、双方の気持ちが汲み取れて深く共感してしまう。

話のあらすじとしては、主人公の4年生のともおのクラスの優等生・みつおが今話の主役。

成績優秀かつ良い子で、花壇脇でともお達にサッカーに誘われるが、断る。「みつおのガリ勉野郎」と心無い一言に花壇のそばでサッカーをはじめるが、花壇にボールが入ってしまう。
そこへ一喝。声の主はともおと同じ29棟に住む島田さん。
その後、図書館でふたりは再会し、みつおは花壇の一件を謝罪。
ある日、自分の世話する花壇を褒めたみつおに島田は種をやる。みつおはその種を自分の住む3棟の花壇にまいて甲斐甲斐しく世話し、やっと発芽。島田の手を取り走り出すみつお。芽の出た花壇を披露します。その子どもながらの純真さに心を打たれる島田。
それから宿題を教えてもらったり、将棋、花壇の世話を通してふたりの距離は縮まっていった。島田の住む29棟に明るい笑い声が響いた。
そんな折、中学受験に対して悩んでいるとみつおが告白した。島田は「友達への体面なんか気にせず挑戦してみては。可能性を潰して欲しくない」とアドバイスするが思いは伝わらなかったように見えた。
気難しく寡黙な島田は交流が少なかったため、みつおとの関わりにとても喜びを感じていた。そのため、ともおにヤキモチを焼いている自分に気づき始めていたが、「ともおくんと付き合うのはやめたほうがよい」と言ってしまう。それをフォローするみつおだったが、「流されてるだけだ」と諫められる。
“みつおとは友達にはなりえないのだ、たまに会うおじさん歳の差が問題なのではなく、時の流れが違う者同士に友情は生まれない″そう自分に言い聞かせる島田に「ひどいことを言われたとは思っていない、気にしてくれてありがとう」そう島田に言う。
みつおの背中を見送る島田の頬に一筋の涙が伝い“これからは君のことを同志と呼ぼう”と心中で呟く。

子どもとの交流は、その子の未来が輝かしいものであるようにと願わずに居られないほど幸せなものだ。そんな島田の気持ちも、みつおの素直さもよく伝わってくる優しい話だった。