藤村真理 きょうは会社を休みます。6巻
青石花笑(33)と田之倉悠斗(22)の職場恋愛、歳の差ラブストーリー。
そこに浅尾侑(36)が出て来て、話を盛り上げてくれます。
6巻では花笑が後輩の男の子に薬を飲まされてしまい、浅尾が助けると言う所からスタート。
浅尾の完璧な大人な対応が素敵なんですが、なんだからこの作品は、綺麗すぎると言うか、簡単すぎてリアリティにかける気がします。
田之倉君はもんく無しにカッコいいのですが、花笑が微妙な感じです。
33歳をもう少しリアルに書いて欲しいです。
でも、この巻のラストで、2人でビアガーデンに行き、はぐれて仕舞うと言うシーンがあるのですが、花笑の心理と、一人になった不安な感じがマッチしてて、凄く良かったです。
田之倉君を発見した時の安堵感と、その後の大丈夫と言って抱きしめる素敵な対応。
女子はみんな嬉しいですよね。
キュンとしました。
全力で愛をぶつけられる相手がいるってすごい幸せなんだ と言うのも素敵だなぁと思いました。
なんだかんだ読んでしまう作品です。