感想
高校生の主人公札月ケンジは妹が心配で心配で学校中にシスコンと思われています。妹の札月キョーコは容姿端麗の美少女で大きなリボンのポニーテールをしており、兄を非常に疎ましく思っていました。なぜに兄がそこまで妹のことを心配するのかというと、実は妹は力が人間の数十倍あり、戸を定期的に飲まないと動けなくなってしまうキョンシーだったのです。
妹の頭のリボンがほどけるとキョンシーになってしまうため、兄はそれがほどけないかいつもいつも心配しているのでした。そのリボンがほどけている間は特に記憶が無くなるといったわけではなく、純粋に素直になるだけのようですが、いきなりがっつりと首筋に喰いつかれるのはきついだろうなと思います。どういった経緯でキョンシーになってしまったのか、なぜ妹だけなのかと謎は多くありますが、これから解き明かされていくのかなと思います。あまり体を激しく使うことは消耗になるようなので、兄と妹の二人だけが抱えられるような問題ではないと思います。なのに一生をささげるような気持ちでいるのか自分が犠牲になることはいとわないみたいでなんだか切ないなと思います。妹の方も、兄の部屋に女の子が来た時にあからさまなヤキモチを妬いているのでどっちもどっちかなという感じです。