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それでも世界は美しい12話「帰還」感想&あらすじ・最終回どのように締めるのかと楽しみにしていたが…ネタバレ注意。 #アニメ

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それでも世界は美しい 第12話「帰還」少女漫画、侮る無かれ

少女漫画原作であるこのアニメ。あまり期待せずに視聴し始めたが今回の最終話を見終わり、今まで観た少女漫画アニメの中では”かなり”面白いアニメだったと思う。
最終回どのように締めるのかと楽しみにしていたが、ババ様の「雨送りの唄」で思わず涙したくらいには良かった。リビと一緒に雨の公国へ戻り起きた出来事や、ニケとババ様の一緒に過ごした思い出が視聴者にも痛いほど伝わりこれはババ様の唄で全部持っていかれたな…と思ったが後半は安定のコミカルさ有り、少女漫画らしさ有りの終わり方だった。

異世界ディスティニーロマンス少女漫画というジャンル分けがされているとは言え、リビとニケの歳の差やリビのあまりにも大人びた性格や態度に最初はどうなの?と思ったが話が進むにつれ、リビの子供らしさを垣間見ることも出来たし、歳の差についても異世界ものだし有りか!と自信を納得させなくても、この2人なら歳の差も何も関係ないな…と思わせるようなお互いを思いやる気持ちだったり、それを実際に行動に移す所が自然と違和感を無くしてくれた。
単に少女漫画をアニメ化しただけの作品ではなく話の内容はもちろん、歌に関して力を入れているだけあってEDや挿入歌でも視聴者を魅了したりとセンス溢れるアニメ作品だった。
”少女漫画原作”という言葉に引っ掛かるものがある人間は少なからずいると思うが、一度視聴することをオススメしたい。少女漫画原作のアニメ化なんて…と侮る無かれ。