「タッチ」(漫画&アニメ)の浅倉南と上杉達也
アラフォー世代の私が好きだった(今も好きですね)漫画は、あだち充氏の『タッチ』です。南ちゃんには(今で言うところの)萌えましたし、何よりタッちゃんこと上杉達也に憧れました。だらしがないのに、南ちゃんに好かれ、同性にも好かれる気さくなバカ兄貴キャラ。しかしタッちゃんは誰よりも優しい。優しさゆえに苦しんで、素直になれなかったりする心模様にも共感したりしながら漫画を読み、アニメに熱中しました。
一番憧れたのはその才能です。努力するのが遅かったけど、やり始めたら才能を開花させて甲子園で優勝してしまうという凄さ。飄々としていながらキツイ練習を重ね、キツさを周りに見せず、着実にレベルアップしていく過程にも憧れました。人並みにエッチではあるのにその実、南ちゃん一筋というのも良かったです。
「愛する女性のために努力し、目標を達成することが悦び」という私の価値観の基盤が出来たのはこのタッちゃんがいたおかげだと思います。