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がんばれ!キッカーズ/最終回感想&あらすじ・大谷育江さんの初レギュラー作品、高野麗さんのアニメデビュー作品でも…ネタバレ注意 #懐かしのアニメ

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80年代のサッカーアニメ がんばれ!キッカーズ

80年代のサッカーアニメといえばキャプテン翼ですが、実はもう一つ、サッカーアニメがあります。打ち切りになってしまったためあまり日の目は見ていませんが海外ではかなり人気の高いながいのりあき先生の『がんばれ!キッカーズ』です。
この作品の何がすごいかというと、まず出演者です。
当時人気若手であった伊倉一恵さん、鈴木三枝さん(現:一龍斎貞友さん)TARAKOさん等…。
これだけでもすごいのですが、特筆すべきなのはあのポケットモンスターのピカチュウ役で有名な大谷育江さんの初レギュラー作品であり、更にリマックス代表取締役の声優高野麗さんのアニメデビュー作品でもあります。

まだ当時新人で、少し初々しいお二人の演技は今見ても可愛くて萌えます。

キャプテン翼が翼一人に焦点を当てた作品なのに対し、キッカーズはチーム全員に焦点を当てた作品でキッカーズというチーム全体が試合や学校生活を通じて成長していく様子が描かれたアニメで、最後は初めて練習試合で戦ったライバルチーム南陽と地区予選での戦いなのですが最初に戦ったときは10対1というスコアでしたが最終回では2対1というスコアで負けてます。
ここまで相手に勝てないサッカーアニメも珍しいのですが、後味が全然悪くなく、むしろ『これでよかったんだ』と思えるような結末になったと思います。
夕日をバックにランニングをするキッカーズのメンバー達で物語りは終ります。
この最終回に至るまでの話もどれも魅力的で、キッカーズのメンバー達も一人一人が個性的で好感が持てます。それだけに打ち切りが残念でなりません。
尚、後にOVA『ぼくたちの伝説』でテレビ版と違い、南陽に勝つ結末も描かれています。
これはこれで面白いので私はおすすめします。