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ネタバレ注意!うしおととら/最終回感想&あらすじ・最終局面では化け物、妖怪、人間が力を合わせ白面の者に…。

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マンガ『うしおととら』の最後について

私は今30歳ですが、小さな頃からマンガが大好きで未だに新しいマンガに出逢うと心がワクワクしてきます。
そんな中でも最終回に関して1番心を惹かれたのが『うしおととら』です。
お寺で僧侶をしている父親と平凡に暮らしていた中学生の蒼月 潮(あおつき うしお)がひょんなことから曰く付きの槍、獣の槍を見つけ知らず知らずのうちに化け物と戦う使命を背負ってしまうという話です。

題名にも出ている’’とら”というのは、何百年も獣の槍によって封印されていた化け物。人間が大好物で化け物の中では最強とされていたとらも獣の槍だけには敵わない。うしおに獣の槍で脅されたとらはうしおを恨み、うしおの命を付け狙う。しかしうしおは正義感が強く曲がった事が大嫌い。獣の槍で人間を化け物から守りつつ、化け物にも心を通わせやがて化け物、妖怪、人間との間の壁を打ち破り共存という道を探し始める。
そんな中で徐々に浮き彫りになっていく『白面の者』という存在。白面は全ての化け物から恐れられ、全ての化け物を滅ぼせる力を持っていた。かつてその白面を倒すために作られたのが獣の槍だった。
最終局面では化け物、妖怪、人間が力を合わせ白面の者に立ち向かっていく。
そして白面が倒れる時、うしおの命を守る為今までうしおの命を狙っていたとらが自らの身を呈してうしおを守る。その時のとらの最後の言葉、そしてうしおに向けられた最期の笑顔、何度読んでも涙が出てしまいます。
化け物との戦いの中で生まれていったうしおととらの絆、それがこの最後の場面に全てあらわれています。
擦り切れるほど読んでも飽きない、素晴らしい作品です。