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凪のあすから/アニメ感想&あらすじ・海の中で暮らす人々、呼吸や炎、浮力などの美しい表現にハマって…ネタバレ注意。

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凪のあすから

海の中で暮らす人々という設定のため、呼吸や炎、浮力などの表現に違和感を持つのではないかと思いながら見始めたが、違和感を感じるどころか回を重ねるごとに引き込まれる美しい表現にハマってしまった。
この作品の一番の見どころは『青』である。
水の青、空の青、海の中から見上げた空の青。
どれも溜め息が出るほどの美しさだ。

誰もが一度は経験している子供から大人へと変わることに対する葛藤、初めての恋愛に対するもどかしさを4人の登場人物を中心に描かれており、思わず、「自分の初恋は〇〇のようだった」と登場人物に自分を置き換えて考えしまうこともある。
また、地上に住むの人々と海に住むの人々の諍いや気象の変化など現実世界についても考えさせられる。
私の好きな登場人物は主人公たちの中学の担任の先生だ。
とても頼りない先生に見えるが、海に住む人々たちへの偏見がなく、途絶えてしまった伝統を続ける強さを持った魅力ある登場人物である。
見終わった後の溜め息と満足感はこの作品でしか味わえないものだと私は思う。