スリリングなゲームが刺激的!「今際の国のアリス」が最高に面白い!
最近、一番面白いと思った漫画、それは「今際の国のアリス」です。
「作者の人、天才かな?」って思うくらい衝撃的でした。
ストーリーはよくある高校生が仲間と共に別世界のゲームに参加させられるという流れです。
そのゲームが実は生死をかけたゲームで…っていう本当にそんな感じです。
でも、この「今際の国のアリス」はそれだけで終わらない面白さがあります。
例えば生死をかけたゲーム系の漫画は短絡的な内容が多いですよね。
仲間と協力して、でも時には仲間割れしたり、好きな異性が死んでしまったり…。
ゲームも凄く分かりやすい単純明快なものだったり。
「アリス」の面白さは、他の漫画にはないリアルな人間の心情が書かれているところにあります。
ゲームを通して揺れ動く気持ちはもちろん、人間の本性だったりを鋭く描写しています。
この人間の本性がまさにゲームの内容と関係していて、一筋縄ではいかないストーリーです。
こういう心理戦のゲームは「SAW」の初期に似てるなぁって思いながら読んでます。
私は「SAW」の大ファンなので、「SAW」が好きな方にオススメかもしれません。
新巻が出るのが本当に待ち遠しいんです!
キャラクターも一人一人凄く魅力的で、敵さえも興味深い人間性なんですよね。
ある意味、漫画っぽくないというか…小説にしても充分通用すると私は思ってます。