"ガラスの仮面”は昨今ない熱いマンガです!
言わずと知れた有名な作品ですが、人気なだけあります。
ヒロインが才能だけを武器に住み込み母子家庭の超貧困生活から大物女優として成り上がっていく姿、そんな暑苦しい少女マンガこのご時世他では読めません。
がむしゃらに演じるまだ無名の頃から、舞台で悪目立ちしてしまう駆け出しの頃、周りと協調性を持ってお芝居をすることを覚え、段々と華やかな世界へ足を踏み入れていく…。
ヒロインの成長が一歩ずつ無理なく描かれていて、美内先生の描写力にめまいがします!
ヒロインに数度訪れるラブロマンスも、すれ違いや衝突など、じれったーーーい!と叫びたくなり気づけばマンガを読み終わったあともそのことばかり考えて何も手につかなくなるほど。
別の楽しみ方としては、先生が休筆されている間に、時が激しく流れてしまい、数巻前には電話ボックスから電話していたのに、新刊が出たら写メの撮れる携帯に変わっていたという、え、いいの?という読者を驚かせるタイムスリップ方式も。
またお休みされている間に携帯は今やスマートフォンが主流なのですが、先生!早くしないとタブレットが主流になってしまうかもしれませんよ!