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封神演義(藤崎竜)感想&あらすじ・敵キャラの濃さ、仙界対戦が、崑崙山脈と金鰲島との間で…趙公明の濃さが…ネタバレ注意。

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  • キャラクターが濃すぎて忘れられない歴史漫画。

面白いところ。

まず主人公の太公望がゆるい。基本はグーたらしており、最初の登場の時でさえ修行しているフリをして寝ていた。だが、実際はかなり頭がきれる優秀な人物で、漫画を読み進めるに連れて、太公望の魅力がわかってくる。そして一番面白いのが、敵キャラの濃さである。仙界対戦と呼ばれる大きな戦いが、崑崙山脈と金鰲島との間であるのだが、その際の敵キャラ・趙公明の濃さが半端ない。そしてなぜか趙公明が封神されるときだけやたら豪華なのにも笑ってしまった。
ただ、キャラクターが濃いだけでなく、どのキャラも個性的かつ魅力的で、読みながら完全にその世界に入ってしまえるほどだった。

好きなキャラ。

伏羲(ふっき)。元々はこのキャラクターの魂魄が分割され、太公望と王天君となっていた。それが終盤になり、太公望と王天君が魂魄だけの状態になってしまった際に元は分けられた魂であることに気づき、融合した姿である。太公望も王天君も好きだった私にとっては、とても嬉しかった。

好きなエピソード。

太公望が太上老君に会いに行き、そこでスーパー宝貝(パオペエ)を得て、殷側についている仙道と戦うシーンはすごく好きだった。また、殷の兵と戦う周の兵のために様々な兵法を用い、人間の死者が少なく済むように考えたので、やはり太公望はやるときはやるんだと再認識させられた場面だった。