東村アキコさんのエッセイ漫画です。
高校生のころから始まり、美大受験や美大生のころなどを描かれています。
涙が出るほど笑えるのにきちんと感動で涙も流してしまう不思議な漫画です。
もちろん感動の直後にはまたオチが待ってたりするんだけど。
美大受験のために通った絵画教室の先生っていうのがものすごくいい人で魅力的なんです。もちろん変な人で怖い人なんだけど情熱と愛情を持ったいい人なんですよね。
そしてその先生と東村さんとの間に生じる誤解とか、先生に対して後ろめたい気持ちになる東村さんに共感しつつも爆笑!
おそらく東村さんが漫画家になるまでを描く予定なんだと思うんですが、以前描いていた育児エッセイ漫画やお父さんをネタに描いてたエッセイっぽい漫画よりだんぜん面白くて大好きです。
たぶん東村さんご本人のことが一番知れるのがこの作品なんだと思います。
普通のギャグ漫画でもこんなに笑えないよってくらい笑っちゃうんですよねぇ。