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アストロ球団/感想&あらすじ・全20巻という、当時としてはかなりの長期連載マンガでしたが…ネタバレ注意。

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アストロ球団

野球マンガの革命児であり異端児。それが「アストロ球団」!
主人公たちは「超人」の名のもとに、通常では考えられないプレーの連発。
全20巻という、当時としてはかなりの長期連載マンガでしたが、実際にまともに試合をしたのは、たった3試合だけ。(その3試合も決してまともとは言えませんが・・・)
人を持ち上げて空高く飛ばす、死んだ人間を生き返らせる、試合中に何度も死人が出る、鉄製のスパイクで寄ってたかって蹴っ飛ばす、ヌンチャク型バット、三塁とホームの間で拳法対決しちゃう・・・
もうキリがないほどメチャクチャな描写が飛び交います。

でも、それでも面白いのがアストロ。
たぶん現代の若者が見たら、ギャグマンガだと思うでしょうね。
劇画タッチで重々しいクソ真面目なことをやっているんだけど、中身はブッ飛んでいます。
当時を思い返してみても、巨人の星やドカベンはみんな読んでいましたが、アストロ球団をまともに読んでいたのは2~3人ぐらいしかいなかった気がします。(もちろん1人は私ですが。)

1972年(昭和47年)の作品のため、著作権や人権に関して、まだゆる~い時代でした。
そのせいか、実在の人物を「こんなことさせちゃっていいの!?」と心配するようなことをさせています。(金田監督や川上監督がそうですね。)

ここまで書いてきて「バカにしてるんじゃないの?」と思われそうですが、私のマンガ・ベスト1はアストロ球団です。これは生涯変わることはないと誓えます!
バカにしているワケではなく、客観視するとおかしなマンガと思われてもしょうがないが、それも含めて大好きなマンガなんです。
最後に、作者の中島徳博先生の復活を切に願っております。