面白い漫画を教えてください。

色々な「面白い!」を発信します。

スポンサーリンク

ニホンブンレツ(山田悠介)感想&あらすじ・日本が政治や都知事によって東(関東から上)と西(関西から下)の2つに…ネタバレ注意。

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

ニホンブンレツ

現代の日本が政治や都知事によって東(関東から上)と西(関西から下)の2つに分かれてしまうお話です。1つの国としてなっていた日本が2つに突如分かれてしまいます。変わった瞬間にその場にいた人はその場所(東なら東、西なら西)での生活となってしまいます。旅行などで西から東にいた人も東にいなければなりません。東と西に分かれてしまった日本は、お互いに行き来が出来なくなってしまい、連絡をとることも許されません。主人公とヒロインは付き合っていましたが、2つに分かれてしまうことで数年もの間会えなくなってしまいます。

主人公はヒロインに会いに行くために、意をけして戦場に乗り込むのですが、仲間が銃で撃たれる所など本物の戦争を見ているみたいでリアリティが高いです。恐怖心などが自分の身体で感じて行くのですが、ついつい読み込んでしまいます。残酷な場面でさえも続きが気になります。また、数年ぶりにヒロイン会った時にヒロインが徐々に心を取り戻して行くシーンや複雑な家族内でのラストも見所です。主人公は運が強いのではと考える一方、誠実な心には成果がついてくるように読んで嬉しくなる場面もあります。

著者の山田悠介さんの作品の中でも1.2位を争う感動ものです。ラストは絶対に泣きます。悔しくなります。自然と涙が出て、普段の日常や日本が平和なことに物凄く有り難みが生まれてくる作品です。そして奴隷という仕組みを無くしたいと強く思うことが出来ます。この本を考えるたびに切なくなるお話ですが、スリルなども楽しみの1つです。大切な人をより大切にしたいと思う作品なのでぜひ読んでほしいです。