ラズウェル細木先生の「酒のほそ道」
ドラマ性に満ちたストーリーのあるマンガも面白いですが、時として気楽に読めるマンガというのも面白いものですよね。いわゆる日常系マンガと称される作品のことです。
その中でも私がオススメしたいのは、ラズウェル細木先生の「酒のほそ道」です。
その名前にあるように主に居酒屋での主人公の宗達ら登場キャラクターたちの日常を描いた安心して楽しめる作品です。
さて、実は私自身は下戸でお酒はほとんど飲めません。しかしこのマンガは大好きです。
その理由はこのマンガがお酒の薀蓄を語るような専門的なマンガではなく、あるいはドラマ性に満ちたストーリーがあるマンガでもなく、本当に日常にあり得るような居酒屋の雰囲気をそのままマンガにしてくれていることにあります。
読んでいると居酒屋の常連たちの輪に加わっているような気分になれるのですね。前述の様に私自身は下戸なのですが、それでもこのマンガを楽しめるということがこの作品の面白さを裏打ちしているのではないでしょうか。