一言感想
大切な友だちを想う力の強さに勝るもの無し!三人の絆に羨ましさを感じてしまいます。
面白いところ。
三人がそれぞれ、魔法を初めて使えるようになるのですが、その魔法を使うきっかけが、全て「友達のため」なんです。その強い想いが魔法となって、自然と力が湧いてくる…。というなんとも素敵な設定。
好きなところ。
物語はもの凄いスピードで進んでいるのに、まだ出逢って数時間しか経っていないという三人。だけどその中でも、着実に友情を深めているんです。友情に時間は関係ないんだなあと感じます。心から相手を信じるというのは現実ではなかなか出来ないけど、素敵ですね。彼女たちの友情に、羨ましくなってしまうシーンが沢山です。
あとは、いつもクールな風が、森で出逢った少年・フェリオとのやり取りで少し、女の子〜、になってしまうところがとっても可愛らしいです。「今のはかわいかったぞ」なんて、言われてみたいですね〜(笑)。
好きなエピソード。
伝説の泉エテルナに入った途端に、自分の一番「大切なもの」と戦わなくてはならなくなります。三人はそれぞれの大切なものを倒さなければいけない苦しみに襲われるのですが…。そこで「自分の大切な人が、自分を傷つけるでしょうか」という異世界の姫・エメロードの言葉が響きわたり、三人ははっと目を覚まします。心を強く持とうとする三人の成長が、一気に現れる、力強い、素敵なシーンです。
みどころ。
自分の心の強さに合わせて、装備している武器が強くなる、「成長する武器」という設定が面白いです!何もかもがこの異世界では「心」が決定する。少女たちにとっては過酷かもしれませんが、少女たちは試練の度に、武器とともに心も強くなっていきます。力よりも、心を鍛える方が難しいかもしれませんね…。