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スキップビート32巻(仲村佳樹)感想&あらすじ・最上キョーコが幼馴染でミュージシャンである不破尚(尚太郎)に…ネタバレ注意。

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一言感想

スピード感溢れる芸能系漫画。

面白いところ。

主人公の最上キョーコが幼馴染でミュージシャンである不破尚(尚太郎)に復讐するため芸能界に入り、役者としての才能を開花させていくお話なのですが。
とにかくひとつのエピソードに対してかなり濃厚に描いているところが面白い要因です。
すでに30巻以上出ていますが、多分実際の日数は2年も経っていないかもしれません。
しかし、そんな中だからこそ主人公やそのお相手である先輩役者、敦賀蓮の複雑な心理描写等が少しずつ動いていくのがわかり、面白いです。

また、キョーコに関しては不破尚の一件もあってか、恋愛に関して相当臆病になっていて、32巻あたりでようやく恋愛を自分で認めるといった具合で、そういう意味でもかなり進みは遅いですし、恐らくこれからの展開もそんなに早くならないんじゃないかと思います。

好きなキャラ

モーコさんです。これはキョーコがつけたあだ名なんですが。
美人で努力家でとても不器用ですが、演じる事にかけては誰よりも熱い情熱をもっている女性です。
まっすぐ故か、友達らしい友達を作った事もなく、本人も「馴れ合いは御免よ」と言わんばかりに堂々としています。
カッコいいですよね。

その反面、家事はある程度こなせるというギャップも面白いです。ギャップといえばもうひとつ。役で子供と遊ぶシーンがあったとき、子供を投げ飛ばしてしまったりもしました。
全体的に性格に問題ありそうなキャラクターが多いですが、漫画だからこその面白さだと思います。