鬼頭オパーリン…さてこれは何でしょう!?
面白いところ。
戦国時代の忍者道場では敵に命を狙われる姫子を守るため、危脳丸、極丸、満丸、ターミィの4人が毎日ドタバタ生活を送っています。ラストとなる第3巻では敵から姫子を守りつつニセ商売屋との攻防、新たな脅威となる男好きシスターズの登場などなど、最後までハイパーなテンションのまま突っ切る最終巻!
好きなキャラ。
男好きシスターズ。インパクトのある名前ですが「いじわる城」というお城のお姫様姉妹なんです。姉の「誇張婦人(こちょうふじん)」は危脳丸に夢中、妹の「加賀の淫蘭(かがのいんらん)」は極丸が大好きという恋する姉妹です。この2人は常に作中でもトップ3に入りそうなハイテンションぶりです。朝起きた瞬間からフルスロットル!姉の誇張婦人は秘密兵キス トマ ホーク ベーゼというすごい技を持っています。
好きなエピソード。
「第39回」あまりにケンカを繰り返す4人に対して先生は「芸術にふれて心を豊かに」と情操教育を行います。ピアノにヴァイオリン、書道に華道。さらには日本舞踊まで仕込むのですがあの4人が大人しく習う訳もなく…。特に書道エピソードでは4人の独特な友情が垣間見れて最高です。
作品に関する思い出。
どの回も少女漫画とは思えないテンションで、毎回楽しみにしていました。ちょこちょこ登場するギリギリな感じのネタのチョイスも好きでした。
おすすめ。
なんと3巻では貴重な極丸の笑った顔(?)を見る事が出来ます。彼に表情が出た所を見れるのは作中でもかなり少ないのでレアです。
作者に関して。
著者近影にてこっそりとオタクの基本3冊買い(読む用、貸す用、保存用)を推奨しています。最終回には作者の悲しい過去も掲載されています。