娚の一生(おとこのいっしょう)
人が恋する賞味期限ってあるんですかね?
この物語は30代半ばの女性と51歳の男性の恋物語です。
恋愛ものの主人公は大抵高校生とかじゃないですが、ちょっとした事にドキドキしたり嫉妬したり、カッコいい台詞言われたり・・・。
でも20代後半あたりから恋愛って難しくなる気がします。「結婚」って言葉がちらつくのでどうしても気持ちだけで恋愛するのってできないと言うか・・・。
ヒロインのつぐみも不倫で女性としての大事な時を過ごしてしまった為、恋愛や結婚なんぞには後ろ向き。
そこへ現れた51歳の海江田さん。
海江田さんは昔好きだったつぐみの祖母のおもかげをつぐみに見つけて惚れてしまうんですが、この海江田が特に特別にカッコいい事してる訳じゃないんですが素敵なんです。
ただつぐみが好きで一生懸命。大人だからこそ、一生に好きな人は何人もできないと知っている娚の一生懸命の恋物語。大人の女性に是非読んでほしいラブストーリーです!