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エマ(作者:森 薫)感想&あらすじ・舞台は19世紀のイギリス、ヒロインはメイドさんです!ネタバレ注意。

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エマ (作者:森 薫)

舞台は19世紀のイギリス。
ヒロインはメイドさんです!良いですよね~メイドさん♪何か夢が詰まってます。

昨今にあふれてる「メイド」って不思議系な力を持つ設定ものがあふれておりますが、こちらは正真正銘のリアル「メイド」さんのお話です。

ヒロインのエマは過去に家庭教師をしていた老婦人の家でオールワークスをこなす使用人。

そこへ老婦人の教え子であったウィリアムが尋ねてきます。
エマのそつないメイドぶりに心引かれるウィリアム。これはエマとウィリアムのラブストーリーです。

ただー、このウィリアムがですねー。何か・・・間が悪い?
エマもエマで幸せになれていないせいか、なかなか良家のウィリアムの好意をうけっとくれないんです。

そんなもじもじな二人の恋模様が切なくて、もどかしくて・・・素晴らしい!

あとですね、森先生の画力がすばらしく、こちらもこの作品の大きな魅力だと思います。

けして、たくさんの線で絵をかいてるとかじゃないんです。
線の選び方が素晴らしいと言うか、読んでいる時、マンガってよりも映画をみている感覚になります。
女性の方はもちろん、男性の方も絶対読んで損なしです!