面白いところ。
初番こそ勇者として戦っていたファンタジー風4コマでしたが、途中から締め切りに追われる自虐ネタやアニメ化された「南国少年パプワくん」のシンタロー役の声優、緑川光さんの登場率がUPするなどタイムリーなネタが多かったです。商業誌原稿を大量に描く修羅場の裏側で自分が何を行っていたか、そして自分の首をしめてさらに締め切りギリギリにしていた様子、各編集者とのやり取りなどを綴った壮絶な勢いのある4コマ漫画。
好きなキャラ。
インコのサブ。「ルルル ラララ チチチ」という独特の鳴き声。そしてどう見てもインコじゃない彼。サングラスのおっさんでしかない上にロングブーツ!かなり衝撃的なビジュアルでした。しかも彼、等身大ですがなんと「手乗り」です!!
好きなエピソード。
ひたすら緑川光さんが出て来て「グリーンリバーライト」と連呼される回、シュールでした。そして確かに、グリーンリバーライトだなぁ…。と納得したものです。
作品に関する思い出。
イラスト投稿誌「ファンロード」に掲載されていた同作品。リアルタイムで本誌を購入して読んでいたのですが、かなりのテンションとこんなに多忙なのに2ページの仕事をさらに追加するのだ。という半分くらい恐怖が読んでいると感じました。
おすすめ。
90年代の作者の作品を読んでいた方は、裏側を見ているようで面白い1冊です。4コマになってもいつものテンションの高さはそのままなので、どっぷり楽しめます。
作者に関して。
以前は「イリア」と「カユ」という名前のマルチーズを飼っていたようです。よく様々なエピソードに登場していました。