この作品は、人とのつながりを描いた作品です。
あらすじは「主人公うしおが500年間封印されていた化物と出会う。その化物、とらと協力して様々な困難を乗り越えていく」というものですが、その度で日本各地の妖怪たちに出会います。
彼らの最大の敵は九尾の妖怪”白面の者”
多くの人間を苦しめその絶望を吸って大きくなっていく妖怪です。
その化物を倒して大団円を迎えます。
そんなうしおととらはどちらも作中最強クラスの実力者ですが、一人では苦戦してばかり。1人と一体のチカラでやっと敵を倒していきます。
最初は妖怪封じ対妖怪のためいがみ合ってばかりですが、最後は最強のパートナーとなっていきます。
そのエネルギーに巻き込まれた登場人物はみんな、最大のピンチに駆けつけてくれます。時には大きな援軍を連れて、時には自らの命をかけて...
一体うしおととらの何が、人々の心を打ち、行動へと駆り出すのか?
この物語の中には「仲間のつくり方」のすべてが込められています。