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花の慶次-雲のかなたに-(原作:隆慶一郎/作画:原哲夫)感想ネタバレ注意・心に残る名言がところどころに登場して印象に残ります。

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面白いところ。

とにかく主人公・前田慶次の一挙手一投足を見ているだけでスカッと気持ちよくなれます。

「傾く」なんていう言葉はこの漫画を読むまであまりきいたことがありませんでしたが、読み終わった後にはなんとなくその意味が判った気になります。

好きなエピソード。

百万石の酒のシーンです。
前田慶次ら5人が露天風呂に入っていると一人の老人がそこに入ってくる。

よく見るとそれはなんと豊臣秀吉であった。慶次以外の4人は驚きうろたえている様子でしたが、慶次は特にそんなそぶりも見せません。
秀吉が指を一本たてて、慶次に対しこれで自分のところに仕えないかと打診します。

周りは慶次のような傾奇者に1万石とはさすが天下人、と感心しますが実はそれは百万石で仕えないかという意味の仕草でした。

驚きを隠せない周りに対して慶次は驚いたそぶりも見せず、そんなことより一献くれまいか、と言ってのけます。

それに感心したのか秀吉は笑いながら、心して飲め、百万石の酒ぞ、といって慶次に酒を注ぎます。

この一連のシーンはなにか言葉では言い表せないようなすがすがしさ、豪胆さが感じ取れます。

自分も慶次の周りと同じように、すごいなこの人は、と思ってしまうシーンです。