一言感想
何処から話がはじまったのか分からない長編漫画「超人ロック」。出版社が違うのでいつの間にか新しいのが出ていたということもあります。
この話は1冊でまとまっている「BiBLOS」から出ている漫画で、1冊読み切り完結ですが、珍しいことにロックにパートナーと呼ばれる存在がいて、ロックが全てを背負うような悲壮感がありません。
面白いところ。
この話のロックは探偵の助手です。
ですが特にこの話ではもっぱら仕事のかたわら、子供に頼まれた猫を探しています。
例え命の危機に陥っても、ロックは猫のポーシャを探して、見つけられた時には喜びました。
超人と呼ばれても猫がなかなか見つからず、写真片手に探していました。
好きなところ。
不死者である探偵と長年、あちこちで探偵助手をしているロック。
超能力はあまり使わず、なんだか気楽ライフのように楽しんでいました。
好きなキャラ。
ロックです。
張りつめた超人的な姿もいいですが、この話のロックは可愛いのです。
作品に関する思い出。
「ビブロス」文庫で集めていた超人ロックシリーズにない話だと思い、しばらく我慢して文庫化を待っていました。
いつまで待っても文庫化しませんでした。
結局文庫化はストップしたままあちこちの出版社で新作が出るようになりました。
この話は文庫化以外で初めて買ったものです。