野獣対野獣の少女漫画。エイミの天然ボケにクスッと笑えます。
面白いところ。
野性的でどこか危険な雰囲気のあるわにちんと小動物のような外見で中身は珍獣なエイミ。どこか高校生離れした二人なので事件が絶えませんが、そのコメディタッチな中から少しだけ感じ取れる二人の感情の変化に注目してしまいます。
好きなキャラ。
赤瀬!別にストーリーに深くかかわる人ではないのですが、エイミの住む寮の中でのイベント隊長のような存在。女子っぽさはなく、賭けや打ち上げをこよなく愛する寮生たちをまとめてくれる眼鏡の素敵な女の子です。
好きなエピソード。
エイミとわにちんがエイミの実家を目指して旅をするシーン。今までの話は割とハプニングだらけなのですが、ここでわにちんの過去やそれを受け止めるエイミの感情が穏やかに流れています。この2人がしっくりくるな~と思えるお話です。
好きなところ。
女子が平和!女子が集まる寮生のお話ですが、男性を取り合ったり争ったりせずにとても和気あいあいとしています。むしろイベント事には酒盛りのように盛り上がる少しおっさんくさい愛すべき女子高生たちが集まっています。
作品に関する思い出。
卒論の一部分に利用しました。題材自体は小説についてだったのですが、場面展開など私の論文の手助けをしてくれる要素があり、漫画として楽しんだというよりも研究のために読んだ、という印象が強いです。