- 中村充志
一言感想
妖怪達が可愛くまた悪役以外のカッパたちにも共感しました。
面白いところ。
カッパに襲われたると言うにより追いかけられてる。しかも集団でと言う所に度肝を抜かれました。
見た目は普通の女子高生なのに冒頭の家庭のシーンで妹らしき人の言葉に感動し涙するシーンでまるで1980年代の日本ドラマを思い出しました。作者の方は恐らく意図してやってるのですね。家も畳とふすまと天井の古めかかさがバリバリ目立ち、市役所のバイト募集ポスターには高度経済成長期の頃の中学生らしき絵が描かれたり、はがれた畳を見た時のコマがそこに少女が描かれてるのもありますが母を連想させるような感じで面白かったです。
また何回も実際に訪れたことがあるので分かりますが役場の風景描写がまさに役場そのもので、作者の方は大分研究をされたんだろうなあーと伺えます。こうリアルに描写するからさ日常と非日常が混在している風景より説得力を持つと面ます。納税関連風のポスターに妖怪が描かれてるのは面白かったです。
好きなところ。
絵が結構細かい所です。迫力もありARMSやうしおととらを思い起こします。
またモブの妖怪達を見るだけでも楽しいです。妖怪萌えと市役所萌え。この2つを融合したこのマンガに大変興味がわきました。