- 名人戦・イジメの結末
面白いところ。
前巻で決着のついた名人戦後の土橋九段のその後、あれだけ努力した人が報われないとどうなるのかと思ったが案外普通で、彼の両親と同じく面喰ってしまった。宗谷名人との仲の良さがうかがえてすごくほっこりした。
一方、ヒナへのイジメの主犯・高城への『教育』は学年主任の話で一見終止符が打たれたかのように見えるが、本人には響いていないんじゃないかとすごく気になるところです。罪を見ようとしない加害者に更生の余地はあるのだろうか。
好きなキャラ。
二階堂。この巻では表紙連載のみの登場だけど、毎回おもしろすぎてしばらくながめてしまう。モモとのやりとりおもしろすぎ。
好きなところ。
林田先生の恋に落ちる瞬間。あのボロボロの状態のあかりさんのどのあたりに惹かれたのか・・・
おすすめ。
イジメがおきた学校の先生側の素直な意見を見れる。新人の先生でも‘内申に書きます’と言える人がいるのには驚いた。
実際にもこれだけ頭を悩ませてイジメに関わってくれる学校があればいいなと思わずにはいられない。
作品に関する思い出。
3月のライオン効果で最近ニコニコ動画で将棋の中継に人気が出てきているんだとか。