ハチミツとクローバー/感想レビュー！少女漫画って、恋愛をネチネチと書いているイメージがあったが…ネタバレ注意。

現在大学4年生の男子です！大学の後輩（女子）に勧められて読んでみたのですが、「少女漫画なんて…」と思っていたのがバカだったんじゃないかというくらいハマってしまいました。

少女漫画って、恋愛をネチネチと書いているイメージがあったのですが、ハチクロは「自分とは何者なんだろう？」という大学生なら一度は悩む？テーマが脈々と物語を紡いでいきます。特に主人公が自転車で自分探しの旅に出るシーンには、「何をすればいいか分からないけど、何かをしてないわけにはいられない」といった青春のアツさを感じてしまいました。

また、作者の羽美野さんによる作中のコマとコマの間に書かれたコメントは、まさに真理という感じで胸をグサグサと刺されてしまいました…「社会なんて言う不特定な人に必要とされるより、特定の誰かに必要とされた方が、人として幸せでは？」なんて言われた暁には、「今の自分はどうなんだろう…」と考えさせられざるを得ません。