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武士沢レシーブ/感想&あらすじレビュー!最終回にて話に収集がつかなくなりダイジェストで…ネタバレ注意!

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『すごいよ!マサルさん』や『ピューと吹くジャガー』などで一世を風靡した漫画家、うすた京介先生による、戦隊漫画である。
作者曰く、『書きたい物を書いてみた』らしく、うすたファンなら是非手にしていただきたい作品である。

が、二巻で打ち切り。
しかも、最終回にて話に収集がつかなくなり、しまいにはダイジェストでストーリーが描かれる始末。(この最終回は後に一部マニアのあいだで伝説となる)

主人公は戦隊ヒーロー物(特にはだか戦隊・ギリギリセーフが好きな模様。)をこよなく愛するヘルメット武士沢こと、武士沢光沢。そして巻き込まれる形となる(マサルさんで言う所のフーミンの立ち位置)ヒーロー部部長、国本ウミハルとその妹ちはるが主にストーリーが進んでいく。

武士沢自体はヒーロー部には当初所属しておらず、また、ウミハル率いるヒーロー部の活動内容もヒーローグッズを集めるだけのおたく集団である。

が、武士沢が新たに発足する『新・ヒーロー部A』(Aは油の略、意味は無い)を作ってから、本格的なストーリーが進んで行くも、その当初とは違う方向性から読者が離れていき、本格的にゼリーと呼ばれる謎の物体と戦っている際には掲載誌ジャンプに置いても巻末で掲載される始末であった。

どうやらうすた曰く『本格的な戦隊もの』が書きたかったようだが、読者の求めているうすた作品は『マサル』のような謎の面白いキャラであり、ニーズと合わなかったようだ。

なので、うすた京介を語る者の中でも武士沢レシーブに触れるものはおろか、存在すら知らない者が多い、正直の所が『失敗作』なのである。

だが、それはあくまでも作者から想像される先入観から反れていたからであり、1つの作品としてみればとても面白い内容である。

ギャグ漫画好きの方には一度、手にとって欲しい作品の1つである。