- ハロルド作石。
- バンドのマンガなので伝わりづらいと思いきや、どんどん引き込まれていきました。
面白いところ。
主人公たちがバンドを組んで演奏して活躍していく、一見するとそんなものがマンガで伝わるのかと思ってしまいます。
しかし読み続けていると、不思議なことに作中で曲が流れるたびに読んでいる自分の頭の中にも曲が流れるような感覚になっていきました。
うまく説明できない不思議な感覚なのですが、同じ曲が作中で何度か流れると、自分の中でイメージが出来上がるのかその場で本当に歌ってもらっている気分いなれます。
いままでなかなかなかった感覚なのですが、そういった意識をしてこのバンドマンガを読むと楽しめると思います。
好きなキャラ。
サクです。
パット見はニコニコしていて人当たりのよさそうな青年なのですが、ひとたびドラムを前にするとすばらしい技術を発揮します。
また内には熱いものを秘めていて、BECKというバンドに対する強い気持ちが感じられて好きなキャラです。
コユキとの友情関係もいいですし、お互いの間にある信頼関係もバンドの結束においていい影響を与えているのだと感じることができました。
作品に関する思い出。
作中で流れる曲に自分なりのイメージがありましたので、知人とああでもないこうでもないと曲の談義を楽しんだ思い出があります。