著者:森田まさのり
当時を象徴するようなヤンキーマンガ。そうでない人もみんなかっこよさにあこがれていました。
面白いところ。
連載していた当時を非常に思い起こさせるようなヤンキーマンガだと思いますが、そういう意味でどこかノスタルジックを感じれる部分もあるのではないかと思います。
もちろんそういったマンガですので他校との抗争なども描かれているのですが、その先に悲しみや血みどろの結末が待っているわけではありません。
主人公・前田太尊の人望がなせる業なのか、激しい抗争のあとにもどこかその結末がさわやかなように感じることもできます。
好きなキャラ。
中田小兵二です。
いつもはわけのわからないことをしていたり、ほとんどの人はついていきませんが、実はちゃんと戦うとそれなりに強く、何か惹かれるものを持っていて好きでした。
ついていく人が多少なりとも存在するのは、何らかの魅力があるからなんだなと感じました。
おすすめ。
今の時代にそぐわないようなヤンキーマンガかもしれませんが、熱いライバル関係だけでなく、どこか暖かい人間関係も感じることができてオススメです。
作品に関する思い出。
自分の周りにはこのマンガに登場するようなわかりやすいヤンキーはいませんでしたが、東京などの都会にはあのような人がたくさんいるのかなと思いをはせていました。