妖怪を題材にした漫画の中でも人気の作品の1つではないかと言える当作。
霊能力を持つ教師、鵺野鳴介(ぬえのめいすけ、通称ぬ~べ~)が、主に児童たちを妖怪の魔の手から救う作品である。
また、救うのは人間だけではなく、さまよった妖怪などの場合もある。
ぬ~べ~の魅力は様々だが、まず当人の気さくさと、その反面決める時は決める!というかっこよさがある。
小学校で公務員を勤めているが何故か毎回金欠であり、貧乏生活を強いられており、カップ麺をすする姿には思わず同情してしまう。
また、恋心を抱く律子先生には、毎度アタックするも元よりのスケベ心が災いし、毎度怒らせることになる。
また、ぬ~べ~の左手には過去に倒した鬼を封印しており、普段はめている黒い手袋を外すと鬼の手が出てくる。
これがぬ~べ~の最大の武器でもある。
大体の妖怪は鬼の手で粉砕し、解決するが、中には通用しない妖怪がたまに出てくるので、そういった回では読者の恐怖心を煽るものになる。
(個人的にははたもん場の妖怪がトラウマです)
また、クラスメイトの生徒もとても個性的で、中でも小学5年生にしてCカップの巨乳を持つ美樹に関しては、読者向けのサービスカットが多く、読者である小学生もドキドキしながら読んでいた覚えがある。
永井豪先生のエロティックなギャグに近いものがあり、親しみやすいエロさである。
大人になった今でも、たまに読みたくなるのですが、夢の中に妖怪が出てくるのが怖くてなかなか手が出せない作品でもあります(笑)