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夏目友人帳1巻第1話「ニャンコ先生 登場!」感想ネタバレ注意・夏目は、生まれてすぐに両親をなくし、親戚の家を…。

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  • 著者:緑川ゆき。
  • 一言感想:妖怪だって友人。

面白いところ。

「小さな頃から時々変なものを見た。それはおそらく妖怪といわれるものの類。」夏目は、生まれてすぐに両親をなくし、親戚の家を転々としてきた。どの家も長くは続かない。不気味がられていたから。今は父方の遠縁の藤原夫妻の家にお世話になっているが、心優しい人たちを心配させないために、妖怪が見えることは秘密にしている。ニャンコ先生に出会って夏目の祖母、夏目レイコも妖怪が見えたことを知る。レイコは妖怪と勝負して勝っては紙に名前を書かせて集めていた。それが友人帳。その紙を持つ者に命令を受ければ決して逆らうことはできない。

レイコを覚えてる人は少なく、せめて血縁の自分がつながりを持っていてやりたい。そんな夏目を見て、夏目が命を落とせば友人帳を譲るという約束でニャンコ先生は用心棒として見届けてくれることに。

名前を返してほしい妖怪たちに追いかけられ、ニャンコ先生に教わった方法で名を返す。すると、友人帳に残されたその妖怪とレイコの記憶が蘇る。レイコは独りではなかった。名を呼ばれるのをひたすら待っていた心優しい友人がいた。レイコはさみしさから名を奪い返しに来てほしかった。妖怪は待てども名を呼ばれないことがさみしかった。人だからさみしい。妖怪だからさみしくない。決してそんなことはないのだ。人も妖怪も感じるさみしさは同じだったのだから。

好きなシーン。

夏目にニャンコ、ニャンコと言われ、長い間招き猫を依代に封印されていたから体が慣れているだけで、本来は優美な姿だと怒るニャンコ先生。そう言ってるわりには、夏目に猫じゃらしを振られ一生懸命に手を・・・っていうか前足を伸ばしている。その後ろ姿がかわいい。やっぱニャンコなんじゃん。