人間の全ての煩悩は病魔によるもの?顔は怖いがかっこいい。
面白いところ。
人の心に巣食う病魔を自分も病魔にかかりながら、愛する生徒たちを守るため戦う姿に感動しますが。生徒たちからは見た目が怖いために恐れられているところのギャップが面白いです。
好きなキャラ。
三途川千歳。主人公ハデス先生が養護教諭として勤務する中学校の校長。何故か10年以上前から外見が変わらず常にゴスロリファッションに身を包むハデス先生の恩師という謎多き女性。
好きなエピソード。
ハデス先生に恋する転校生 鏑木真哉(空手有段者、仇名は返し刃の鏑木)が病魔に侵され、ハデス先生に助けられる件は面白いです。
好きなところ。
三途川校長がお茶目で可笑しい。いかなる時もポーカーフェイスを崩さない。
おすすめ。
ストーリー後半から、なぜハデス先生は自分の病魔と共存しながら戦えるのか?が明白になり、中学時代の話から段々と謎がとけていくところ。
作品に関する思い出。
保健室にこんな先生がいたら絶対怪我しなかっただろうなと思わせてくれました。
作者に関して。
藍本先生の他の作品は未読なんですが、保健室の死神のその後がとても気になるので続編を期待してしまいます。