そんなんで生きていけるの?と思っちゃう2人。抱え込むものとの二面性がメリハリを生んでいます。
面白いところ。
常識から少し外れた2人が、もっと非常識な世の中に巻き込まれていくところ。2人の過去も見え隠れしながら話が進むので、先が気になるポイントがいっぱいあります。
好きなキャラ。
ルル!あんなに底抜けに明るい人が周りにいたらいいなーと思います。化粧で顔が全く変わったり、下着姿で人前に出てきたり、奇想天外だけどきっと一緒に居たら退屈しないでしょう。
好きなエピソード。
行天の元妻・娘が出てきたところ。あ、いい人だったんだ、と思えました。ここまで掴みどころのないキャラクターも珍しい。でも、周りの人のことは大切にする人なんだと安心しました。
好きなところ。
始終緩い雰囲気が漂っています。そして、人間の薄暗い部分が見え隠れするのに、誰かのために働く前向きさが混ざって不思議な雰囲気のあるところが好きです。
作品に関する思い出。
珍しく映像を見てから購入しました。大好きな瑛太さんと松田龍平さんだったので、どうしても原作が気になりました。淡々としたエピソードで、笑えばいいのか悩めばいいのか、と思ったのが最初の印象でした。
作者に関して。
よくこの作者さんの本を薦められることがあります。何冊か小説は読んでいましたが、まさかこの漫画の原作者だとは思いませんでした。家族のエピソードを扱った作品が印象的だと思います。