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SWAN(スワン)白鳥・文庫版全14巻[有吉京子]感想ネタバレ注意・バレエに憧れ、挫折や苦しみを味わいながらも…。

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ひとりの少女がバレエに憧れ、挫折や苦しみを味わいながらも、一生懸命ひたむきに練習していろんな人と出会いながら成長していくお話です。

面白いところ。

通常漫画では架空の人物等が出てくると思うのですが、この漫画には当時実在するロシアバレエ団の名前やバレエダンサーが出ていました。それから、そのバレエダンサーがどのような人かも書いてありましたし、バレエの歴史や、もちろんピボットなどバレエの用語も沢山出てきましたので勉強になりました。クラシックバレエと現代バレエの違いもこの漫画を読んで初めて知りました。バレエは1、2回しか観に行ったことはないですが、もう一度観に行きたいと思いました。

すきなキャラクター

主人公の聖真澄(ひじりますみ)です。最初ではごく普通の北海道のバレエスクールに通う少女だったのに、才能を見いだされぐんぐんと伸びていきます。必ずしも順風満帆ではありませんでしたが、いつも真面目で一生懸命で応援したくなります。

好きなところ。

何回かオーディションの場面が出てきて、相手のプリマドンナと競い合うのですがその時の、それぞれの2人の気迫と感情を込めた踊りの場面がとても好きです。「白鳥の湖」の白鳥に変えられてしまったオデット姫と悪の娘、黒鳥のオディール2人の役を1人で踊るのはとても難しいのだとこの漫画を読んで思いました。全く正反対の性格なのですから。また、解釈も人によって違うのですから。でもそれを真澄はやり遂げるのです。

おすすめ。

絵がとにかく綺麗で見ているだけでもうっとりします。この漫画を読んだら、バレエを観たくなると思います。

作品に関する思い出

踊ることは全く興味ありませんでしたが、バレエの漫画を読むことにはまっていました。
とにかく絵が綺麗!!この作品は古く、最初は気付かなかったのですが、後に描かれたのが私が1歳の時だと知り驚きました。

作者に関して

この方は沢山の作品を描いておられます。私は残念ながらSWANしか読んだことがありません。でもこのお話を読んですっかりファンになりました!ふと思ったのでここで書かせていただきますが、漫画家さんって漫画を読んだだけではお年が何歳か全くわかりませんね。余談でした…。