髪の色が緑色というところが印象深かったです。
面白いところ。
主人公は髪と目が緑色で、周囲の人々から不気味に思われていますが、いたって普通の少年でした。
ゲームが得意で、サイコプラスというゲームを巡って、ストーリーが展開していきます。
そのサイコプラスというゲームは、プレイできる人とできない人がいて、主人公はそれが「できる」側でした。
そういう設定が面白かったです。この作者さんはいろいろ斬新なお話を描く方だったので、「ふじりゅーっぽーい」と思った覚えがあります。
好きなエピソード。
物語の中では、人が通るとライトがつくという遊歩道が出てきて、センサー通りと呼ばれています。
ここが、主人公とヒロインが出会う場所なのです。
このとき、ヒロインである水の森雪乃が言っていたセリフが面白かったです。
美少女なのに、ちょっと変わってるというキャラ付けをするエピソードだったと思います。
好きなところ。
ゲームを作った側であるはずの人間が、ゲームに振り回されているのは、皮肉だけど面白い思いました。
おすすめ。
まだゲームが家庭に一台、といった時代のお話です。
ゲーム機をもって人との対話を拒んでる子は変わってる子、みたいなイメージがあったかと思います。
でも実はそんな子(主人公)が、特別な力を持った子だったんだよ、というお話です。
作者に関して。
この連載のあとに、封神演義を連載するのですが、絵の描き方がガラっと変わっていて、最初見たときはだれか分からなかったです。
その他。
もうちょっと続いてほしかったな~というのが本音です。