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ベルサイユのばら・文庫版全5巻(池田理代子)感想ネタバレ注意・フランス革命の勉強になります。

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フランス革命の勉強になります。

面白いところ。

主人公の一人であるオスカルが女性でありながら男装し、軍人として生きているところ。
貴族の生まれで、何不自由なく暮らしているオスカルですが、平民の暮らしと自分との境遇の違いに疑問を持ち、革命に身を投じていきます。
主である王族にも、深い親愛を込めて仕えていたオスカルなのですが、最終的には平民の味方として戦います。
最後まで王族として生き、死ぬまで、あるいは死んでも自分の罪に気付かなかったマリーアントワネットとの対比が興味深いです。

好きなキャラ。

やはりオスカル。男装して、軍服を着ている姿は何度見ても凛々しく美しいです。
自分の考えを持ち、社会の在り方の疑問を抱き、戦う姿が素敵です。

好きなところ。

小さい頃読んだのですが、その頃は、マリーアントワネットたちが美しく着飾っている絵を見るのが好きでした。
まばゆいドレスや、かわいく結いあげた縦ロールの髪形、きらびやかなアクセサリー、女の子の好きなものが満載です。
その頃はこのお話が実際の歴史の出来事とは知りませんでした。

おすすめ。

フランス革命という壮大な題材を扱っていますが、全然難しくないです。
一つの物語として、大河ドラマのように、時代を生きる人々が描かれています。
この作品を読んでから世界史を勉強すると、より成績があがるんじゃないでしょうか?
有名なマリーアントワネットの首飾り事件も、独自の解釈でオリジナルのお話を描かれています。
もうこれが事実でいいんじゃないかな?なんて思ってしまいます。
それくらい説得力のある作品です。

作品に関する思い出。

小さい頃、美しいドレス姿の女性たちを、一生懸命真似して絵を描いていました。

作者に関して。

この作品を書いたのは、池田先生が24歳の頃だそうです。
その若さで、歴史を自分で噛み砕いて理解し、この素晴らしい物語に仕上げたのだと思うと、本当にすごいです。
マンガ以外にも、声楽など、いろいろな方面に才能のある方で、今も多方面に活躍してらっしゃいます。